塗装技術について

指定色で粉体塗装をお願いします。電着塗装で調色できますか?

対応することは可能ですが、かなりのコストがかかります。

粉体塗装の場合、粉体塗料は今では1箱から調色して作ってもらえますがおよそ3~4万円です。赤い粉と白い粉を混ぜればピンクで塗装できそうですが、よく見ると赤白のまだらのままです。粉から作る必要がございます。電着塗装の場合、専用の電着塗装の塗料槽を制作し、専用の塗料を作ります。24時間365日撹拌・温調・濾過が必要になるので余程大量に出る色でないと作れません。仮に作ると50万円程度と思われます。ほぼ毎日発注いただき補充をしていかないと劣化し塗料はダメになってしまいます。ダメになった場合は廃棄費用もかかります。なかなか新色を投入するのは勇気が必要です。

塗りたい素材や、塗装に求める機能等によって、適切な塗装方法と塗料をご案内いたしますので、一度ご相談ください。

3価クロメート処理は何色ですか?

薄い青から黄色の干渉色です。色調は処理液の濃度により異なります。上限と下限の場合で色調が異なりますので予めご承知おきください。

含浸すれば必ず漏れは止まりますか?

鋳造の出来によって異なります。大きな巣穴がある場合は止まらないこともあると思います。含浸液カタログでは0.5mm以下の巣穴に対応するとなっていますが実際には数mmレベルの巣穴でも埋めることは可能です。

「パーカーライジング処理」は対応いただけますか?

もちろん、「パーカーライジング処理」もお受けいたしております。1m程度までのワークに対応可能です。膜厚は3ミクロン程度の仕上げになります

調色はマンセル値で指定したいのですが可能ですか?

大変申し上げにくいのですが、色差が発生するためお勧めできません。
色見本や現物を一緒に確認させていただき、お色味を決めていきます。

どのような塗装に対応できますか?

手吹き塗装から、電着塗装、粉体塗装、模様塗装、焼付け塗装、金属塗装、ウレタン塗装など、塗装技術はほとんど網羅していると自負しております。塗装に関するお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。