プラスチック・樹脂

ポリスチレン(PS)

適切な溶剤を選び、意匠性を持たせる

「ポリスチレン(PS)」は、安価なため大量生産が必要な容器や梱包材などに多く使用されており、対候性や寸法安定性に優れ、透明性が高い白色をしています。

日常生活の身近な部分で多く活躍しているポリスチレン(PS)ですが、連続耐熱性は60~80℃と、熱に弱く薬品に溶けやすい性質のため、弱い溶剤を選択する必要があります。

埼玉塗装研究所では、塗装する季節や気候、製品の素材に合わせて適切な溶剤を熟練の職人が選び、使用しています。

納期や数量も柔軟に対応いたしますので、お困りの際は是非一度当社にお問合せください。

 

よくある塗装お悩み

  • 耐熱性や衝撃に弱くもろい
  • 塗装が密着しない

埼玉塗装研究所の「ポリスチレン(PS)」の特徴

  • 素材自体が安価
  • 大量生産向き

塗装できる「ポリスチレン(PS)」の種類

ポリスチレン(PS)

「ポリスチレン(PS)」に利用できる塗料

1液型、2液硬化型

「ポリスチレン(PS)」に向いている塗装技術

手吹き塗装

「ポリスチレン(PS)」の塗装工程

1. 脱脂

表面の油分を落とします。場合によってはIPA(イソプロピルアルコール)拭きもします。

2. 下地処理

除電を行ったり、エアブローを行って表面のゴミ・ブツを取り除きます。

3. 上塗りの塗装

隠蔽(ある厚さの塗膜が塗装面を覆い隠す性能)が悪い場合2度塗り、又は下塗りで濃い色を塗ります。

4. 上塗りの乾燥

70℃前後の乾燥炉で30分~40分間乾かします。

5. 検品

問題がないか丁寧に検品し、梱包します。

「ポリスチレン(PS)」が使われている製品

  • プラモデル
  • CDケース
  • 家電製品
  • 食品容器

対応可能範囲

ロット
1~数万個
サイズ
500mm×500mm×300mm
納期
翌日~2週間程度