「カチオン電着塗装」では、水溶性の塗料にワークを浸漬し、ワークをマイナス、水槽側の電極をプラスとして電圧をかけると電気泳動によりワーク側に塗膜が形成されます。塗料は365日撹拌をする必要があり、水温・電圧は一定に保ち電着時間で塗膜厚をコントロールします。
普通、電着塗装と指定があれば、カチオン電着塗装で黒半ツヤを指します。
均一な膜厚を得ることができ、高い防錆力を誇る反面、電着塗装で少量を引き受けてくれる所がない、電着塗装屋さんが少ないといった問題もあります。
埼玉塗装研究所では、数100ヶ程度からでも引受できます。経験豊富なスタッフが吊り穴位置や水抜き穴の要否まで相談に乗らせていただきますので、お悩みの際はお気軽にお問合せください。
(提供画像)有限会社小柳塗工所 http://koya-x.com/